
■ BARÇA ACADEMY WORLD CUPとは
BARÇA ACADEMY WORLD CUPは、世界中のバルサアカデミーが集い、それぞれの代表チームが世界の舞台で戦う特別な大会です。
バルサの育成メソッドのもとで日々積み重ねてきたものを、世界基準の中で発揮する貴重な機会でもあります。
・大会期間:2026年3月30日〜4月2日(4日間)
本大会は、カタルーニャサッカー連盟(F.C.F.)が定める7人制サッカーをベースにしながら、育成を目的とした独自のレギュレーションが採用されています。
■ 大会規定の特徴
ー 育成を重視したレギュレーション ー
本大会では、勝敗だけでなく、選手一人ひとりの成長を大切にするための大会規定が設けられています。
ここでは、その一部を紹介します。
● 全選手の出場機会
本大会では、登録されたすべての選手が各試合に出場することが原則とされています。
これは、限られた選手だけでなく、全員に実戦の機会を与えるという育成の考え方に基づいています。
● 試合中の交代ルール(新ルール)
各チームには、1試合あたり2回の交代機会が与えられています。
1回の交代のタイミングで複数人の交代が可能であり、相手チームの交代に合わせて行うことも認められています。
なお、試合終了直前の最後の2分間は、怪我を除いて交代は認められていません。
※このルールは昨年まで採用されておらず、今大会から導入された新たな特別レギュレーションです。
● 得点差による追加選手の特別ルール
得点差が4点以上になった場合、ビハインド側のチームは選手を1名追加することが認められています。
得点差が3点以内に戻った場合は同数に戻り、再び4点差以上となった場合には同様のルールが適用されます。
■ 最も大切にされるもの
この大会で最も重要とされているのは、
クラブの価値観(謙虚・努力・野心・リスペクト・チームワーク)を体現しながら、
プロアクティブ(積極的)かつコレクティブ(集団的)なプレーを示すことです。
勝敗だけではなく、どのように戦うか、どのように仲間と関わるかまでが問われる大会でもあります。

■ 世界大会という環境
本大会には世界各国からチームが参加し、同じバルサスタイルをベースにしながらも、それぞれの国や地域の特徴が表れた試合が繰り広げられました。
バルサアカデミー広島校からはU-10とU-12カテゴリーの2チームが参加しました。
【U-10】全試合結果
vs Istanbul Blau 1-3 ⚫️
vs Catalunya Blau 1-4 ⚫️
vs Colombia 2-5 ⚫️
vs Belgica Blau 2-1 ◯
vs Yokohama Grana 2-1 ◯
vs Carolinas 2-0 ◯
vs Fukuoka 2-1 ◯
【U-12】全試合結果
vs Barcelona Grana 2-3 ⚫️
vs Paraguai 5-3 ◯
vs Maimi Blau 1-2 ⚫️
vs Italia Blau 2-2 △
vs Nara 2-3 ⚫️
vs Katsushika 3-1 ◯
vs Singapore 3-0 ◯
【最終結果】
U-10:41位 / 48チーム
U-12:33位 / 50チーム
担当コーチのコメント▼

カズヤコーチ(U-10担当)
今回のバルセロナ遠征では、「バルサの価値観」という面での選手たちの大きな成長を感じることができました。
私が担当したU-10カテゴリーでは、遠征序盤はチーム全体の気持ちが一つになりきれておらず、それが試合内容にも表れていたように感じます。
チームのためのプレーや、パス一つひとつ、ボールを取り返す際の「努力」に対して、常に100%で取り組むことができていない場面も見られました。また、失点後にチーム全体としてポジティブに気持ちを切り替えることができていない様子もありました。
しかし、試合を重ねるごとに、最後まであきらめない姿勢や「野心」「努力」をチームとして表現できるようになっていきました。0-2のビハインドから同点に追いついた試合や、試合終了間際・ラストプレーでの劇的な逆転ゴールなど、その成長は結果にもはっきりと表れていたと思います。
また、「チームプレー」という点では、U-12とU-10の垣根を越えて「広島校」として一体感のあるプレーができていたことも非常に良い点でした。
時間が合えばお互いの試合を全力で応援し、勝利後には別カテゴリーの選手のもとへ駆け寄る姿も見られました。特に印象的だったのは、選手一人ひとりがこれらの価値観を自然と体現できていたことです。一つのチームとして、選手同士の信頼やつながりを強く感じることができました。
帰国後のトレーニングでは、ワールドカップに参加したある選手が、ビハインドの場面でゴールを決めた後、すぐに次の得点を狙うために自らボールをセンターサークルまで運ぶ姿が見られました。
これは大会前には見られなかった姿であり、現地での経験が確実に活かされていると感じました。
このように、学んだことをすぐに行動に移している姿から、改めて選手たちの成長を実感することができました。
今回ワールドカップに参加してくれた選手の皆さん、そして参加にあたり大きな応援やサポートをしていただいた保護者の皆様に、心より感謝いたします。本当にありがとうございました!
エイイチコーチ(U-12担当)
はじめに今回参加してくれた選手、快く送り出してくださった保護者の皆さま本当にありがとうございました。
最初の頃は、自分の思いや結果を優先する行動が多く、上手く行かない時に仲間のせいにしたり、自分のゴールを優先して優位な状況を理解できなかったりする場面が見られました。同じ時間を過ごし、お互いのことを知ることで、”リスペクト”と”チームワーク”が表現できるようになりました。
その姿勢は、私生活だけではなく、ピッチ内にも表れ、内容・結果ともに大きく成長することができました。バルサの選手としてプレーはもちろんですが、5つの価値観を持ち続けることの大切さをより感じることができたと思います。
私自身も普段のトレーニングからバルサの価値観を選手たちに伝えることの重要性を再認識することができました。
バルセロナ遠征は、精神的に強くなれる絶好の機会ですので、より多くの選手に、この経験をしてほしいと思います。
まだ挑戦していないアカデミーの選手は、ぜひチャレンジしてほしいです!


■ 仲間と過ごす時間
試合だけでなく、遠征中の生活そのものも大きな成長の場となりました。
仲間とコミュニケーションを取り、協力しながら日々を過ごす中で、チームとしての一体感が少しずつ生まれていきました。
言葉が通じなくても、サッカーを通してつながる。
その経験は、選手たちにとってかけがえのない財産になったはずです。
■ バルセロナの街と、バルサのつながりを知る
今回の遠征では、バルサコーチのアテンドのもと、バルセロナ市内の観光やミュージアム見学も行いました。
それは単なる観光ではなく、
バルセロナという街とFCバルセロナがどのように結びついているのかを学ぶ時間でもありました。
街の文化や歴史、クラブの背景に触れることで、
「なぜバルサが世界中から愛されているのか」を、ピッチの外からも感じることができた貴重な機会となりました。


女子チャンピオンズリーグ観戦
女子エル・クラシコ(FCバルセロナ vs レアル・マドリード)観戦
世界最高峰の選手たちのプレーを生で感じる経験

■ バルサアカデミーだから経験できるバルセロナ遠征
バルサアカデミーワールドカップは、FCバルセロナにとっても大きな意味を持つイベントです。
この期間、世界中のバルサアカデミーの選手たちがバルセロナに集まります。
街を歩いていても声をかけられることがあり、
選手たちは“バルサの一員”としてその場にいることを実感できたのではないかと思います。
また、バルサコーチとともに街を巡ることで、観光ブックには載っていない話に触れ、
バルセロナという街とクラブの深いつながりを学ぶことができました。
■ 最後に
今回の遠征実施にあたり、ご理解とご協力をいただいた保護者の皆様に、心より御礼申し上げます。
本遠征は、世界中のバルサアカデミーが集う大会への出場、バルセロナという街での学び、そして世界トップレベルに触れる、バルサアカデミーだからこそ実現できる特別な経験となりました。




■ 遠征スケジュール(10日間)
2026年3月28日〜4月8日
※本遠征では、国際情勢の影響により一部移動スケジュールの変更がありましたが、安全を最優先に調整を行い、無事に全日程を実施することができました。
3/28: 日本出発・バルセロナ到着
3/29: 調整・試合観戦
3/30~4/1: ワールドカップ出場
4/2: 決勝・閉会式・試合観戦(カンプ ノウ)
4/3: 地元クラブとのカップ戦参加
4/4: バルサミュージアム見学・バルセロナ市街観光
4/5: 観光・修了式
4/6: トレーニングマッチ・帰国準備
4/7: バルセロナ出発
4/8: 帰国


