11月1日から4日までの4日間、奈良県のナラディーアで開催されたバルサアカデミーの国際大会「APAC2024」に、バルサアカデミー広島の選手たちが参加しました。
この大会はアジア太平洋地域のバルサアカデミーに加え、イタリアや本家スペインのアカデミーも参戦する大規模な国際大会です。 当初、今年のAPACはインドでの開催予定でしたが、諸事情により昨年に引き続き日本での開催となりました。日本校にとっては、国内で国外の選手たちと真剣勝負ができる貴重な機会となりました。
大会の始まりを彩る特別なオープニングセレモニー
11月1日の初日、選手たちは奈良に到着後、オープニングセレモニーに参加しました。開会式では、日本文化を象徴する忍者パフォーマンスが披露され、会場を盛り上げました。その後、参加全選手たちは「祭り」と称した屋台で各々国外のアカデミー選手と交流しながら夕食を取り、夜空には花火が打ち上がりました。
このような異文化交流も含まれたオープニングセレモニーは、大会に参加する選手たちにとって特別で忘れられない思い出となり、大会の幕開けにふさわしい盛大なセレモニーでした。
大会2日目の夜にはレセプションパーティーも開催され、国外のアカデミーとプレゼント交換などしてさらに交流を深めました。
参加アカデミー
・カテゴリー2014 (U-10)
葛飾校、横浜校、愛知校、奈良校、広島校、福岡校、奈良クラブ(特別招待枠)、台北、マニラ、
キルギス、オーストラリア、イタリア、スペイン
・カテゴリー2012 (U-12)
葛飾校、横浜校、愛知校、奈良校、広島校、福岡校、台北、マニラ、キルギス、オーストラリア、
イタリア、スペイン
バルサアカデミー主催の大会では、独自の大会規則が設けられています。日本の一般的な大会とは異なる、特有のレギュレーションは以下の通りです。
・カタルーニャサッカー協会の7人制サッカーを採用
・すべての選手が1試合で10分以上出場すること
・試合後に、勝敗とは別にPK戦を実施する
・この大会はバルサの祭典であり、「謙虚さ」「努力」「野心」「敬意」「チームワーク」といったバルサの価値観、そして積極的で集団的なゲームのアイディアを常に表現することが求められる
このように、バルサアカデミーならではの大会規定が設定されています。
バルサの価値観を実践する環境
バルサアカデミーの大会では、ただ勝つことだけでなく「謙虚さ」「努力」「野心」「敬意」「チームワーク」といったバルサの価値観を大切にしています。試合での勝敗を超えたチームワークや他者への敬意、仲間との絆をさらに深めることにつながりました。
温かいサポートとチームとしての一体感
大会期間中、広島校の選手たちは同じ広島校の他チームの試合にも駆けつけて大きな声で応援し、悔しい結果に終わった仲間には温かい励ましの言葉をかけ合いました。
保護者の方々も積極的に声援を送って頂き、試合後も選手たちに声をかけてくださり、保護者含めてのチームワークと一体感を感じながら大会に臨むことができました。
大会を通じて見られた成長
APAC2024で得た経験は、選手一人ひとりにとってかけがえのない成長の機会となりました。他国の選手の迫力を感じ、日本では感じることができない刺激を各選手が感じたことでしょう。対戦相手チームはバルサアカデミーの選手たちなので、同じトレーニングメソッドを学んでいる選手たちです。色々なアイディアにも触れ、刺激があったことだと思います。
また、他国の選手と交流することで、グローバルな視野が広がり、新たな目標が芽生えました選手もいたようです。
今回は残念ながら、参加できなかった選手たちもいます。
バルサアカデミーでは、国際的な舞台で成長できる環境があります。
今回参加できなかった選手たちも次の舞台に向けて頑張っています! 私たちバルサアカデミーでは、APACのような国際的な舞台をたくさんの選手たちに経験をしてほしいと願っております。
この年代に、ここでしかできない経験が今後の人生に、そしてサッカー人生に何かしらの糧になることでしょう!
最後に、保護者の皆様、そして各選手の所属チームの皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
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